8月28日から9月3日にかけての6泊7日で公開臨海実習を行いました。公開臨海実習は全国国立大学理学部の学生に単位互換制度で臨海実習を行うものです。今回は19名の学生が全国から参加しました。今回は招聘していたJohn Steffensen博士に手伝っていただき、国際臨海実習になりました。

瀬底実験所の公開実習では沖縄伝統漁法である追い込み漁を行います。実習生はみんな泳ぐ準備をしています。長い竹竿はサンゴの間に潜む魚を追い出すために用います。 いざ出陣。みんな音を立てずに漁場へ向かっています。沖に張った網にむかって一斉に泳ぎ出します。今回の追い込み漁では結構な魚が捕れました。実習に使うには充分です。 沖縄の河川にも採集に出かけます。投網を投げる予定でしたが、みんなで網を持ち、川に網を投げ込みます。投網の投げ方が間違っているような気がします。
いよいよ実習の始まりです。サンゴ礁で獲れた魚をみんなで解剖しています。最初は慣れない手つきでしたが、いろいろな魚の臓器の違いを観て勉強になったでしょうか。 サブグループに分かれて実験です。組織実験、ホルモン実験、そして呼吸代謝実験を行いました。このグループはホルモン測定のための卵の培養をしています。 最後のグループフォト。みんな充実した一週間だったでしょうか。今後の大学生活にプラスになれば幸せです。

 

20071117