5月28日から6月6日までニューヨーク近郊で行われた第72回Cold spring Harbor Laboratory Symposiumに参加しました。旅行で飛行機を乗り間違えたり、荷物が届かなかったりでいろいろあった旅行ですが、収穫の多い旅行だったと思います。
ニューヨークです。今回は Cold spring Harbor Laboratoryの72回シンポジウム「Clocks and Rhythms」です。最新の生物時計の研究成果が発表される予定です。
Cold spring Harbor Laboratoryはマンハッタンから電車で1時間ぐらいの場所にあります。緑に囲まれた非常に環境の良いところにあります。ここは分子生物学とガンの先端研究を行っている私立の研究所です。300名くらいの研究者とそれを支える 700名のサポートスタッフがいます。
海が見えるすばらしい環境の中に、様々な人たちが寄付した建物が建っています。外見は古いのですが、中はとても近代化された研究室になっています。
ここは今回の学会のメイン会場である Grace Auditoriumです。
Grace Auditoriumの中です。DNAの二重らせん構造が中央に飾られています。
学会の一こまです。400名程度の聴衆で満杯になっています。このような口頭発表が朝9時から夜中までほぼ6日間続きます。
会場の左手壁にはこの研究所のchancellorであるジェームス・ワトソンの肖像画が飾られています。 ジェームス・ワトソンの本物です。研究所内に住んでいるそうです。会えるとは思っていなかったので大変な驚きでした。学会会場に姿を見せた一こまです。 ジェームス・ワトソンが二重らせん構造を公式に初めて公表したBush Lecture Hallです。ここでポスター発表が行われました。
ポスター会場はそれほど広くありませんが、とても活発に討議が行われています。ポスター発表は2時から6時頃まで行われました。 一緒に行った朴君の発表です。 私の発表です。
学会開催中には、Walking tourも行われ、研究所内の隅々を案内してもらいました。 学会開催中に宿泊した研究所のRobertson Houseです。中はすごいです。全面にはサッカー場ぐらいある芝生の庭がありました。 バンケット前の一こま。仲良くなった人たちと飲み始めました。
ロブスターです。これが一人一匹です。 三菱化学生命科学研究所の近藤先生ご夫妻との一こま。 神戸大学竹田先生との一こまです。